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過去のメルマガ記事

コミュニケーションというと、他者とのコミュニケーションが一般的で、書籍や研修では、傾聴や伝え方といった内容に人気があります。

ですが今回は、「自分とのコミュニケーション」のあり方を考えます。

自分とのコミュニケーションとは、具体的には自分への問いかけ・質問を指します。

私たちは朝、目が覚めた瞬間から「何時?」「そろそろ起きるかな?」
「今朝は何食べよう?」「着るものは?」「持ってくものなんだっけ?」と質問が次々と溢れてきます。
1日の質問数は、平均して6万~7万回とも言われています。

この質問、何でも良いわけではありません。

例えば
「どうして自分はダメなんだろう?」
「どうして同じミスばかりしちゃうのか?」
とネガティブな原因ばかり1日に何度も繰り返されて考えていたら、
気分がどんどん落ち込み暗い気分になってしまいます。
心の病気を抱える人はこのような質問の傾向があると言われています。

そこで、この質問を変えてみましょう!

「どうしらた良い成果を出せるのか?」
「どうしらミスの無い仕事ができるのか?」
「どうしたら自分にもできるようになるのだろう?」というように
未来の行動に繋がる質問を促すことが重要です。

また、「出来ない理由」探しより、「できるようになる方法」に焦点を向けることもお勧めです。

更には、他者の「できている理由」や自分の「できた理由」を問いかけることも次回の再現性に繋がることでしょう。

人間の脳は質問に答えたくなる無意識の思考があります。

例えば「人生で一番大切にしているものは何か?」と聞かれても直ぐには答えられません。
何かのタイミングで「はっ」と気づかされることがあります。

これが脳の仕組みなのです。

質問には直ぐに答えが出ないことが多々ありますが、
自分自身に難しい質問を問いかけると、
直ぐに回答が閃かなくても無意識で答えを探し続け、フとした瞬間に閃いたりするものです。

質の高い質問が自分自身に気づきを与え行動を促します。
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思います。

コーチングスキルの質問技法をセルフマネジメントに活かすことは、自身の人生をも豊かにします。

私たちおもてなしクリエイション・アカデミーでは、
心理学や脳科学の観点から人の成長に繋がる効果的な指導を考えます。

学習にはステップがあります。
人間の脳がどのようにプログラミングをするか、
という視点で考えてみましょう。

前提となるのは前回までにお伝えした、
「変化(成長)していくために必要な4要素」
意図と結果⇒学び、気づき⇒決意⇒行動 です。

人間の脳へのプログラミングは、
一人ひとり特有の考え方や認知の「歪み」が影響を与えます。

情報を受けた時々の、自身の気持ちや感情の影響を受けて、脳に記憶されていきます。
そこには、自分では気づかない無意識の思い込みや認知の歪みが、無意識の中で伴うことがあります。
「苦手意識」もその際に認知された特有のプログラミングです。
プログラミングされたその回路を変えるのは容易ではありません。

回路を書き換える方法は2つ・・・

1つには、インパクトの強い体験をすること

2つ目は、繰り返すこと

日常的に刺激的な体験はそうそう期待できません。
そこで、変化を起こすには意図的な働きかけ「学習の段階」が必要になります。

※※※「学習の段階」※※※

第1段階 無意識的 無能⇒全く学んだことがない、知らない
第2段階 意識的 無能 ⇒知識があるが思うようにできない
第3段階 意識的 有能 ⇒意識してならできる
第4段階 無意識的 有能 ⇒無意識にできる

私たちも歯磨きが無意識の習慣になるように、
反射的に手足やが動くほどに繰り返しの体験が実践力に鍛え上げます。

OJTの良さは一度教えたらそれきりではなく、
まさに「繰り返しの指導」からの体得にあるのではないでしょうか。

私たちおもてなしクリエイション・アカデミーでは
心理学や脳科学の観点から人の成長に繋がる効果的な指導を考えます。

前々回のメルマガでお伝えしている
「変化(成長)していくために必要な4要素」の詳細をご案内します。

(1)意図と結果⇒(2)学び、気づき⇒(3)決意⇒(4)行動

1. 現状(結果)は、あなたの過去の選択・行動の結果です。
2. 自分がどのような意図を持って行動したかが結果を左右します。
3. 成長はすべての意図を持つことから始まります。
4. 学びに加え「気づかない」と、いつまでも同じことの繰り返し、進捗、成長はありません。
5. 進化しないということは、すなわち置いていかれてしまうことを意味します。
6. 気づいたことを行動に移さなければ、何も違いが生まれてきません。
7. 良い方向へ変えるためには、決意し、そして行動を変える、新しい行動を始めることです。
8. 行動を変えると、またそこから新しい気づきが生まれます。
9. 行動することで「新たな力」が身に付きます。

今まで以上の好ましい結果(成果)を得ようと思うのであれば、その意図に相応しい思考と行動に変える必要があります。

思考と行動は、ビリーフ(信念・価値観)によって決定されるものです。
次回は、この要素を学習の活かすステップとしてご案内します。

私たちおもてなしクリエイション・アカデミーでは、
人間の本質から捉えた人材育成を考えます。

もう少し痩せたい
怒りやすい性格を変えたい
時間管理を徹底したい
早起きの習慣を身に着けたい

こんなことを思いながらも現状から抜けきれない。
皆さんは、そんなことはありませんか?

周囲からだけでなく自分でも悪い状況を、
良くないと思いながらもなかなか抜けきれない。

これには心理学者フロイトの提唱する「快楽原則」が考えられます。

こんな例え話があります。

戦時中に食糧倉庫の見張りをした人がいました。
多くの人は立場を利用して、こっそり食料を盗み、
自分や身内の腹を満たしていました。
でもある人は、決して食料を盗むことなく勤めました。
その結果餓死してしまいました。
人々は、「あの人は立派だ」「偉い人だ」と賞賛します。
でもそれは違うのだと。
その人は、餓死するよりも食料を盗む事が不快だったので盗まなかったと。

つまり、食料を盗むくらいならば、死んだ方がマシだ。
という気持ちからの行動なので、立派でも何でもないという解釈です。

「自分はなんてダメなんだ」
「他の人はあんなに立派なのに」と思ったとします。

立派な人は、そうするのが楽なのでそうしています。
ダメな人は、今の状況に慣れているのでそのままです。

自分は怠惰(たいだ)なのに、あの人は働き者だと思っても、
その怠惰な人は怠惰でいるほうが楽だからそうしています。

今の状況が苦しいと思えるものでも「楽」を選んでいます。
「楽」だと勘違いして選んでいるのかもしれません。

感情も同じです。良いものでも悪いものでも、メリットを感じているから発生しています。
強い怒りの感情が湧くのは、苦しいことです。

ですが、怒りによって解決できると思っているから湧いてきます。
我慢するのも、そうしたほうが楽だから我慢しています。

嫌な仕事を我慢してやるのは、仕事をしないで生活苦になるよりも楽だからです。
嫌な話を我慢して聞くのも、聞かないことで起きるトラブルを回避できた方が楽だからです。
自分を責めることも、自分が嫌いなのも、
自分を受け入れるよりも責める方が楽だからそうしています。

このような現状から抜けるには、前回のメルマガでお伝えした
前回変化(成長)し続けていくための4要素
1.意図と結果
2.学び・気づき
3.決意
4.行動
が必要です。
この4要素をスパイラルさせていくことが変化と成長に導きます。

今回は、この4要素が必要となる前提の考え方、
思考の在り方をお伝えしました。

私たちおもてなしクリエイション・アカデミーでは
人間の本質や根本から捉えた人材育成を考えます。

管理職に向けた研修の事前アンケートの問のひとつに
「コミュニケーションで困っていることはありますか?」
とありました。
みなさんなら、ここにどのような回答を記載しますか?

ある受講生の回答に
「コミュニケーションが重要であるという前提でのこの質問に疑問があります」
「周囲と関りを持たなければ悩みもトラブルもありません」と。
この回答、どのようにお感じになられますか?

私ども講師陣は、この意見を拝見し、急遽テキストを抜本的に見直しました。

従来の指導内容では、研修の意図すら伝わらないと思ったからです。

コロナ禍の影響だけでなく、AIの進化と共に,
目の前の仕事として判断すると一人で完結する職務も多くあります。
しかし実際、仕事の流れを客観的にみると一人で完結する仕事はありません。

ですが、職務によってこのような考え方を持たれている方は少なからず存在します。

誰かにことを伝える上で必要な条件の中に、相手の前提条件(価値観、日常、習慣 等々)
を理解するというころが求められます。

指導をする上でも同様です。
先ずは研修の意図を明確に伝える事が求められます。

意図とは「何かをしようと思うこと」です。
コミュニケーションの必要性に気づく、自分にはこの研修が必要なんだと思えないまま参加しても成果は期待できません。

変化(成長)し続けていくために必要な4要素は、

1.意図と結果
2.学び・気づき
3.決意
4.行動

です。この4要素をスパイラルさせていくことが成長に導きます。

今まで以上の好ましい結果を得ようと思うなら、
その意図に相応しい思考と行動に自身を変えなくてはなりません。
思考と行動は、その人のビリーフ(信念・価値観)によって決定されます。
次回は、この1~4を具体的にご案内します。

私たちおもてなし経営クリエイションアカデミーでは、
心理学や脳の仕組みを前提に人間関係を強化するコミュニケーションのあり方、
気づきを与え考え方の幅を広げるお手伝いをしています。

「人の悩みは全て人間関係の悩みである」
これは、オーストラリア出身の心理学者・精神科医 アルフレッド・アドラー(アドラー心理学)の名言の一つです。

初めてこの言葉を目にしたとき、私は疑問に思いましたが、直ぐに納得をしました。

「もしこの世の中に自分一人なら」

という視点で考えると、
・恋愛 ・学校 ・職場 ・お金 ・家庭 ・友人 ・健康 ・将来 ・仕事 ・価値観等々、自分の在り方も含み悩むことはないのかもしれないと。

誰もいない世界、一人きりで考える事といえば、
自分の衣食住のことだけになるのではないか・・・と。

実際、離職の理由の多くも仕事そのものよりも人間関係を起因しているといいます。
人間関係は言い換えれば対人関係のことです。
意見を言えない人の心理の中には、周囲からの反応を考えるからです。

仕事の成果がでにくいときも、子育ても、痩せたい、綺麗になりたい、名声が欲しい・・・というのも全て人間関係が大きく関わっています。

このように、アドラー心理学では、私たち人間が持つ悩みには、必ず他の人が関与しているとされています。

人間関係には、次の4つの要素が大きく関係しています。
1. 自分の価値観と言動
2. 相手の価値観と言動
3. 関係性
4. 環境

この要素のどれかが変われば、お互いの関係性にも変化が生まれます。
心理学では「過去と他人は変えられない」という言葉もあります。

ということは、
人間関係を良好に改善するには「自分」に視点をあてること。
ただ、簡単ではありません。
自分の考え方や意思、言動を変えるにはそもそもそこに「気づき」が必要です。
また、自身の中の選択肢の幅を広げていくことも求められます。

私たちおもてなし経営クリエイション・アカデミーでは、
人間関係を強化するコミュニケーションのあり方、
気づきを与え考え方の幅を広げるお手伝いをしています。

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